オーストリア・ステアにAVLテックセンター開設、 サステナブルモビリティの革新拠点
オーストリア・ステアに新しいAVLテックセンターがオープンし、AVLは持続可能なモビリティの未来に向けた明確なメッセージを発信しています。AVLはこの拠点で30年以上にわたり、商用車向けの革新的で環境に優しい駆動ソリューションを開発してきました。新しいテックセンターは、これらの取り組みの中心となり、研究開発のための最先端インフラを提供します。
2025年4月9日、オーストリア・ステア: 総面積15,000㎡の施設で、110名の高度な専門知識を持つ社員が商用車向けの革新的な駆動システムや車両コンセプトの開発に取り組んでいます。技術ポートフォリオは、従来のオンロード・オフロード駆動から、ハイブリッドソリューション、バッテリーや燃料電池などのCO₂ニュートラル技術まで幅広く対応。さらに、スタートアップや研究機関、車両メーカー、サプライヤーとの密接な連携を通じて、AVLは未来のモビリティを積極的に形づくっています。
新しいテックセンターには、最新鋭の試験設備、保護された試作エリア、専門ワークショップを完備しています。試験設備はトラック、バス、トラクターとその駆動系に特化しており、CO₂ニュートラル技術にも最適化済みです。さらに、5,000㎡のオフロード試験エリア(傾斜付き)を備え、過酷な条件下でのリアルな車両テストが可能です。
新しいテックセンターの開設により、AVLは持続可能な研究開発に向けて強いメッセージを発信しています。建物には、高効率のエネルギー回収システムを搭載し、廃熱を有効活用して試験設備に供給します。さらに、大規模な太陽光発電システムを設置し、環境に優しいエネルギー生成への揺るぎない取り組みを示しています。
商用車の総合的なコンピテンスセンターとして、テックセンターは資源保全において新たな基準を確立しています。高効率の熱回収システムにより、従来のシステムと比べてCO₂排出量を大幅に削減しています。
ステアテックセンター・マネージャー:Michael Kordonのコメント
「ステアにAVLテックセンターを開設したことで、商用車業界において新たな基準を打ち立てました。最新のインフラと高い柔軟性を備えたこのセンターは、革新的で持続可能な駆動ソリューションや完成車の開発に最適な環境を提供します。高性能な試験設備、オフロード試験場、安全な試作エリアにより、実走に近い条件下で車両や駆動システムを最適化することが可能です。この新しいコンピテンスセンターは、気候中立型モビリティへの道のりにおける重要なマイルストーンです。」
オーストリア上部州知事:Thomas Stelzer氏のコメント
「新しいAVLテックセンターは、単なる最新設備ではなく、新たな基準を打ち立てる存在です。これは、上オーストリアにおけるイノベーションと成功事例の象徴です。また、このテックセンターは、上オーストリアが魅力的な就業地であり、困難な時代においても力強い経済拠点であることを示す強いメッセージでもあります。」
オーストリア上部州政府の経済・研究担当大臣:Markus Achleitner氏のコメント
「本日ステアにAVLテックセンターが開設されたことは、現在の経済・政治情勢において、上オーストリアの自動車産業拠点にとって非常に重要なメッセージです。グローバル企業であるAVLは、ステアで未来のモビリティに焦点を当てた研究開発を進めます。新しい試験施設は、商用車向けの従来型パワートレイン技術だけでなく、電動駆動から水素、燃料電池技術に至るまで、将来志向の技術にも対応しています。これにより、オーバーエスターライヒ州の“Future Mobility Region”における研究と産業の連携がさらに強化されます。」
ステア市長:Markus Vogl氏のコメント
「AVLがステアに新しいイノベーションセンターを設立し、活動を集約することを大変嬉しく思います。100年以上にわたる車両開発・生産の経験を基盤に、AVLは未来の気候に優しいモビリティに取り組んでいます。ステアは工業都市ですが、2040年までに気候中立を目指しています。AVLは、その開発力と先進的な建築コンセプトにより、市にとって非常に価値あるパートナーです。」
ステアにテックセンターを開設することで、AVLは持続可能なイノベーションへのコミットメントを明確に示し、将来志向のモビリティソリューションの開発を推進しています。
写真左から:ルーカス・ウォルター(AVL COO)、 Markus Vogl (ステア市長)、 Thomas Stelzer(上オーストリア州知事)、 ヘルムット・リスト(AVL CEO)、 Markus Achleitner(経済・研究担当大臣)、 Leopold Födermayr (投資家)、 Michael Kordon(AVLステア テックセンターマネージャー)
約12,200人の従業員を擁するAVLは、自動車業界をはじめ、鉄道、船舶、エネルギーなどの分野における開発とシミュレーション、試験を行うモビリティテクノロジーのリーディングカンパニーです。独自の広範な研究活動に基づき、より環境に優しく、安全・安心で快適なモビリティ社会の実現に向けて、コンセプトやソリューション、方法論を提供しています。
AVLは、国際的なパートナーや顧客の持続可能なデジタル変革を支援しています。特に、電動化、ソフトウェア、AI(人工知能)、オートメーションの分野に重点を置いています。さらにAVLは、エネルギー集約型セクターが、より環境に優しく効率的なエネルギー生成・供給を実現できるように支援しています。
AVLでは、情熱がイノベーションを促進しています。世界各国に90か所以上の拠点と50か所のテクニカルセンター/エンジニアリングセンターを展開し、新しいモビリティ社会を実現するためにお客様をサポートしています。2024年は20.3億ユーロの売上高を達成、そのうち11%をイノベーションの加速に向けた研究開発活動に投資しています。
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