APC xAppは4つの異なる構成で利用でき、さまざまな用途に適しています。
APC xCertは、希釈排出ガスのサンプリングに使用され、UNECE-R 83に準拠した乗用車向けEuro 6規格の認証、またはUNECE-R49規格に準拠したEuro VIの大型エンジン認証に対応しています。
エンジン開発時に、APC xAppファミリーを使用して未希釈の排出ガスを測定できます。また、PNサイズが10 nmに制限されているEU 7草案仕様を見越した研究・開発用途に対応しています。
技術データ | |
測定原理 |
レーザー散乱凝縮粒子計数法(CPC) |
測定コンポーネント | 固体粒子数濃度の粒子数濃度(#/cm³) |
信号処理 | 信号ピーク検出の強化 |
周囲高度条件 | -30 °C … +45 °C |
極端な高度・温度で高精度を維持
xAppは、-30°Cから45°Cまでの動作範囲や3,000 m(700 mbar)までのRDE高度仕様など、複数の極端な環境条件に対応します。
さまざまな用途に対応する4つのバージョン
- 希釈・未希釈の排気ガスによる23nm測定タスクのすべてに対応するAPC xApp
- CVSトンネルまたは分流希釈システム(PFDS)による23nm測定に対応するAPC xCert
- 10 nm測定に関するEU7草案の研究・開発目的に対応するAPC xApp 10。
- 10nmおよび23nmのPN並行測定に対応するAPC xApp Dual。
使いやすい一次希釈器
一次希釈器は特許を取得した「Chopper Diluter」であり、入口の圧力と温度が変動しても広い希釈範囲に対応します。コンパクトで革新的な設計により、研究・開発用途の現場で使いやすくなっています。