製品

次世代型データ計測モジュール- AVL FEM 4™

ベールを脱いだ性能

AVLの燃焼、ハイブリッド、電気、燃料電池パワートレイン向け次世代型データ計測モジュール

動画ファイル

パワートレイン技術の多様化が進み、非常に短時間で個々の用途に合わせられる適応性の高い測定ソリューションが求められています。このようなソリューションは、試験効率の継続的な向上に貢献するため、可能な限り迅速に個々の環境に適応・構成する必要があります。新しいパワートレイン技術では、リアルタイムでより高いデータスループットレートが求められます。AVL FEM 4™を使用すると、バッテリーを試験する際の充電状態や健全性など、被試験ユニットの特性評価に関連するすべての生データを測定できます。

完成車メーカーが直面する課題への対応 - 近年のパワートレインの多様化がもたらす新たなトレンドは、従来の装置では対応できない測定システムに対する要件を突きつけています。データロギングデバイスに使用される次世代技術は、非常に広範な温度範囲にわたって、正確なデータロギング能力と高いスループット率を組み合わせた拡張測定範囲を実現する必要があります。 AVL FEM 4は、次世代IO測定システムです。

FEM 4

電圧の直接測定

最高水準の測定精度

広範な動作温度範囲

アダプティブモジュール設計

リアルタイムでの高いサンプリングレートとデータスループット率

 

AVLアプローチ

最新の信号処理およびリアルタイムEtherCATインターフェースを使用することで、FEM 4は最新の開発プロセスの要求に対応します。新しい回路コンセプトにより、測定信号に影響を及ぼすことなく、電流、温度、周波数、最大2,400 Vの直流電圧などの信号を直接制御・測定できます。FEM 4の測定モジュールは、新たなタスクに迅速に対応できるため、柔軟性を高め、最終的にテスト施設の使用率を最適化するのに役立ちます。

技術データ ユニット

モジュールサイズ(W x H x D)

45 x 132 x 150 cm
電源 9 … 35 VDC
インターフェース EtherCAT、CAN
動作温度 -40 … +80 °C
相対湿度 20 … 80 %(結露なし)
保護等級 IP20

 

FEM 4

被試験ユニットの特性評価に関連するすべてのデータを測定し、試験効率の継続的な向上を支援するには、以下の利点が不可欠です。

アダプティブモジュール設計

カスケード機構とフロントエンド設計により、あらゆる種類のパワートレイン技術に簡単かつ迅速に接続できます。

耐久性に優れた分散型システム

広範な温度耐性とモジュールによる分散型設計により、被試験ユニット近くに設置できます。

最高水準の測定精度

ISO 17025に従ったキャリブレーション - 反復回数とコストを削減し、効率を改善します。

ガルバニック絶縁

電動化モジュール向け直流最大1,500 Vの高水準のガルバニック絶縁により、測定に影響を及ぼすことなく、直流最大2,400 Vまでの直流電圧の直接測定に対応します。

高度なデータ通信

EtherCATなど、リアルタイムでの高サンプリングとデータ通信。

高電圧絶縁

これらのモジュールは、電動化などの高電位差で使用する際に、個々のコネクタ(単一チャネルまたはチャネルグループ)を高度に絶縁します。

電圧測定モジュール

電圧モジュールは、モジュールの種類に応じて最大8つの選択可能な測定範囲で、低電圧レベルと高電圧(HV)レベルでの測定を実現します。

電流測定モジュール

電流測定モジュールは、最大±24 mA、バラストを追加すれば最大2,000 Aまでの測定が可能です。

温度モジュール

以下のモジュールは温度測定に適しています。種類によって、チャネルは個別に絶縁されるか、グループにまとめられます。

ユニバーサルモジュール

可能な限り幅広い用途に対応するため、以下のユニバーサルモジュールが利用できます。

アクティブモジュール

FEM 4製品ファミリーでは、パッシブ測定モジュールに加えて、信号発生用のアクティブ制御モジュールも提供しています。

基本モジュールと拡張モジュール

ポートフォリオを揃えるため、さらに基本モジュールと拡張モジュールを提供しています。

Improve your testing efficiency with our advanced data acquisition devices available on AVL Experience Cloud. This interactive showroom offers future-proof automotive hardware solutions. Use AVL Experience Cloud to conveniently purchase our products and benefit from the following options:

  • Explore the latest features
  • Learn more about our devices and accessories
  • Get one-on-one support from international success managers
  • And much more
Experience Cloud Key Visual
X-ion e-power
AVL X-ion e-Power

AVL X-ion™ e-Powerパワーアナライザは、電気・ハイブリッド用途に最適化されたモジュール式のデータ取得プラットフォームです。

Puma
AVL PUMA 2™ Fuel Cell

AVL PUMA 2™ Fuel Cellは、非常に動的な燃料電池システム試験用の直感的な自動化システムで、テストベンチ自動化の世界的な業界標準です。

PUMA 2 Inverter
AVL PUMA 2™ Inverter

AVL PUMA 2™ Inverter is a comprehensive automation system for inverter testing, offering everything you need in one place 

AVL Creators Expedition
AVL Creators Expedition receives Fraunhofer Corporate Venturing Award

AVL List GmbH has received this year's Corporate Venturing Award from Fraunhofer Institute for Production Technology. 

75 Years Special Edition of FOCUS Magazine
『FOCUS』 75周年記念特別号が発行

『FOCUS』 75周年記念特別号では、エキサイティングなストーリーと洞察に満ちたインタビューの数々を掲載しています。AVLの歴史と、モビリティの未来への無限の可能性をご紹介します。

AVL 75 Years
AVL 75周年: 新しいブランドムービーを公開

2023年に創立75周年を迎えたAVLは、テクノロジーとイノベーションをテーマに、新しいブランドムービーを公開しました。

EcoVision Award
AVL received the Global EcoVision Award for achievements in Hungary

AVL List GmbH received the Global EcoVision Award from WKÖ in the presence of Federal Chancellor Karl Nehammer, Federal Minister Martin Kocher, and WKÖ President Harald Mahrer for the achievements in Hungary.

Reimagining Motion
AVL Mobility Accelerates Ground, Air and Space Technology

Latest projects from Northrop Grumman and Eviation presented at CES

AVL Racetech H2 Engine
AVL RACETECH Builds Hydrogen Combustion Engine for Motorsport

AVL RACETECH, the motorsport department of AVL, presents the prototype of an innovative H2 internal combustion engine. The power unit is a compact, hydrogen-powered 2-liter turbo engine, with intelligent water injection, which achieves a totally new performance level. The first racing engine that AVL RACETECH is developing and building in-house.

Image_OpeningCeremony
AVL、グラーツに水素・燃料電池のテストセンターを開設

エネルギーおよびドライブソリューションの革新に向けて試験能力を拡大