AVLとクレムソン大学がADAS/ADテストセルを新設: ADAS機能に関するインサイトを提供
- 報道
米国初のAVL DRIVINGCUBE™がクレムソン大学の国際自動車研究センター(CU-ICAR)で稼働を開始しました。研究チームはAVLのシステムを活用して、同大学のVirtual Prototyping of autonomy-enabled Ground Systems (VIPR-GS) センターの一環として、自律走行可能な地上車両のバーチャルプロトタイピングとデジタルエンジニアリングを推進します。
VIPR-GSプログラムは、技術ロードマップを開発して、強力な機動性や高いモジュール性とエネルギー効率、およびリソースのスマートな管理を備えた自律化走行車を設計するためのシミュレーションの手法とツールを提供して、米陸軍をサポートしています。
VIPR-GSのディレクター兼工学部創設ディレクターのZoran Filipi氏は、次のように述べています。
「AVL DRIVINGCUBEにより、我々の研究者は実験室の安全な環境から複雑な先進運転支援システム (ADAS)および自動運転(AD)の検証や確認作業を行うことができます。バーチャル環境で無人操縦のテストと検証を行うことができ、過酷な条件下でのオフロード車の技術の開発に役立っています。」
2023年9月にCU-ICARで開催されるインダストリー・デー・イベントで、共同研究チームは新しく装備されたテストセルを披露する予定です。このイベントでは、参加者がAVL DRIVINGCUBEについて、また仮想環境でのシナリオ作成とテストケースの生成・実行をシームレスに行う方法について学ぶことができます。また、CU-ICARの施設を見学して、オンロード車およびオフロード車のアプリケーションにおける自律走行車の最先端の技術について、見識を深めるチャンスになります。
AVLのソフトウェア地域ビジネス・マネージャーであるBen Strayerは、次のように述べています。「AVLのシステムは柔軟性があり、既存の設備を簡単に強化・構築することができます。このソリューションにより、研究チームやSTEMの学生は、コネクテッドカーや自律走行車へのアプリケーションの理解を深めることができます。私たちのチームは、秋のインダストリー・デーでこのソリューションを紹介することを楽しみにしています。」
AVLのコネクテッド・自動運転ソリューションの詳細については、こちらをご覧ください: www.avl.com/adas