ウベ・グレーベ は、2012年にAVLの取締役に就任しました。副社長執行役員として、軽量車（LDV）・レース車両のグローバル事業開発・販売・オペレーションの責任を担っています。
ゼネラルモーターズでキャリアを築き始め、1991年に傘下のオペルで数多くのエンジニアリング職を歴任しながら職責を高めていきました。2002年にはガソリンエンジンを担当するチーフエンジニアに任命され、その翌年にはFIATとGMの合弁会社であるFunctional Leader Spark Ignition Enginesに移りました。2004年に米国のGMパワートレインで全世界のパワートレイン先進エンジニアリングおよびレース活動を担当する業務執行取締役に就任しました。2011年には欧州GMの車両、パワートレイン、および製造システムの研究および先進エンジニアリング担当業務副社長執行役員に就任しました。
AVLでの職責に加えて、ウィーン工科大学の名誉教授、自動車業界紙「Motortechnische Zeitschrift」ならびに「Automobiltechnische Zeitschrift」の科学委員会メンバー、シェル・グローバル・ソリューションズ・インターナショナルのシェル科学評議会のメンバー、新東工業株式会社の諮問委員会のメンバーも務めています。