ヘルムット・リスト

会長兼最高経営責任者(CEO)
Helmut O. List

ヘルムット・リストはオーストリアのグラーツで生まれ、1967年にグラーツ工科大学で機械工学を修了しました。AVL List GmbH(以下、AVL)は1948年に設立されましたが、ヘルムット・リストは1979年から会長兼CEOを務めています。彼の先見の明とコミットメントは、AVLの成長の原動力となり、そのリーダーシップのもとAVLは世界的なモビリティテクノロジー企業に成長しました。

ヘルムット・リストは、焦点を絞った研究の応用に力を注ぎ、国内外の大学機関との膨大な数の共同研究を進めてきました。また、実業家協会の研究開発のワーキンググループにおける会長職や韓国名誉領事を務め、その他複数の研究団体で活動しています。また、EIRMA(European Industrial Research Management Association)、IRDAC(International Research and Development Actions)、EARPA(European Automotive Research Partners Association)、SSTAG(Sustainable Surface Transport Advisory Group)など、ヨーロッパの協会や協議会、委員会で、会長や役員として自動車業界の発展に貢献しました。

AVLの成功の中核に、ヘルムット・リストに体現されるパイオニア精神があり、それはAVLの企業文化に大きな影響を与えています。ヘルムット・リストの洞察は、未来のテクノロジーの実現に向けられています。彼は、そのためには専門知識だけではなく、勇気も必要であると述べています。「勇気ある人だけが未来を思い描き、優れたイノベーションにつながる発見をするからです」と、彼は述べています。その独創性はモビリティ分野にとどまりません。芸術と科学との間には相乗効果が存在すると考えており、芸術、文化、独創的思考を熱心に推進しています。

国際競争力のある企業の最高経営責任者として、特に環境保護、持続可能性、地球規模での排出物に関して、社会・文化・環境における課題の解決に貢献することを自らの義務と考えています。また、気候変動への対策にも熱心に取り組んでいます。

CEOからのメッセージ

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