AVL Opacimeterは、光源と受感部間の光強度の低下を測定し、不透明度N [%]と光吸収係数k [m-1]を簡単に算出できます。また、0.1秒の超高速な応答速度に加えて、DPF上流/下流側での測定が可能なことから、全世界で広く使用されています。
仕様 | |
測定原理 |
光減衰量の測定 |
測定値出力 | 不透明度 N [%]、 光吸収係数 k [m-1] |
測定範囲 | N = 0 ~ 100 %、 k = 0 ~ 10 m-1 |
測定値分解能 |
0.01 %または0.001 m-1 |
適用可能な法規制
AVL Opacimeterは、排出ガス認証試験に関するあらゆる法的要件に適合しており、以下の基準を満たしています。
- ECE R24
- 72/306/EEC、77/537/EEC
- ELRテストサイクル
- Euro III(1999/96/EC)
- Euro IVおよびEuro V(2005/55/ECおよび2005/78/EC)
- GB 3847-2018
- ISO 8178-9
- ISO 11614
- SAE J 1667
高圧オプション
さまざまな排出ガス後処理システムを搭載したエンジンを開発する傾向が強まっているいるため、粒子測定機器には特殊なアプリケーションコンポーネントが必要です。AVL Opacimeterには、排出ガスのサンプリング仕様条件を拡大できる高圧オプションがあります。このオプションを使用すると、最大 3,000 mbarの排出ガス圧力(大気圧基準)および最大800°Cの排出ガス温度下で、不透明度を計測できます。